「知らなかった!」連結会計の仕組みと連結修正仕訳の解き方のコツ
こんにちは!renです!
日商簿記2級を独学で勉強
しているあなたは、
「連結会計っていま
いちよくわからない!」
「連結修正仕訳って
難しい」
という悩みを抱えていませんか?
しかし、連結会計を
「とにかく解いて丸暗記
しよう!」
としている人は
試験でやらかします!
実際に、丸暗記しようとした人の
なかには、試験に対応できず
不合格になった人も
います!
自分もその1人です!
連結会計の仕組みと連結修正
仕訳の解き方を理解できな
ければ、臨機応変に対応
できません!
そこで今回は、試験で点を取る
ための連結会計問題の解き方を
紹介します!
これを読んで対策を始めれば、
難しい連結会計問題で
得点を上積みできます!
少しでも得点を上積みして、
合格に近づけられるように
しましょう!
✔️ 連結会計の仕組み
連結会計は、仕組みを知る
だけで
かなり点を稼げる
ようになります!
まずは連結会計の中身について
みていきましょう!
連結会計のしくみは、上図の
ように、各年度毎に「個別財務
諸表の合算」「連結修正仕訳」を
行い、連結財務諸表を作成します!
その時のポイントは2つです!
①「親会社個別財務諸表+子会社
個別財務諸表±連結修正仕訳
=連結財務諸表」だということ
② 当年度に書いた連結修正仕訳は、
翌期に自動に引き継がれないこと
連結1年度は、支配獲得日に
書いた連結修正仕訳が開始仕訳
になります!
連結1年度の連結修正仕訳には、
開始仕訳と、新しい連結修正仕訳
が含まれます!
さらに連結2年度は、連結1年度
の連結修正仕訳(支配獲得日と
連結1年度に発生したもの)が
開始仕訳になります!
このような流れで行って
いきます!
✔️ 連結修正仕訳を
解くコツ
ここからは、連結修正仕訳に
おける間違いやすい部分の
解き方を整理していきます!
①手形の割引
結論から言うと、2種類の
科目変更だけおこないます!
・支払手形を手形
借入金に
・手形売却損を支払
利息に
そこで、
「なぜ借入金なの?」
と思った方に説明します!
この手形割引は、手形の支払い
期日到来日に払うべきものも連結
会計となるため、実質的に手形を
利用した借入金の性格をします!
そのため、
「受取手形を割り引く」
という記述などがあった時は、
借入金勘定で処理するように
しましょう!
② アップストリーム
とダウンストリーム
これらは連結修正仕訳で
一番混乱しやすい点
です!
なぜ混乱しやすいかと言うと、
どちらで損益が発生したかを
理解できていないからです!
簡潔に説明すると、
・ダウンストリームの
場合、親会社が売っ
ているため、親会社に
利益が発生している
・アップストリームの
場合、子会社が売って
いるため、子会社に
利益が発生している
と言うことです!
そのため、子会社に利益が発生
しているアップストリームの場合
に非支配会社持分の調整が
必要になります!
問題を解く際は、
どちらに損益が発生し
たかを文章から読み取る
ようにしてください!
いかがでしたか?
連結会計は、
2017年に1級から加え
られた新論点です!
そのため、試験では
かなりの頻度で出題されます!
試験でつまずく前に、まずは
連結会計の仕組みを理解し、
試験に備えるようにしましょう!
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!
それでは!また!